私は日本で8年間小学校教諭だったわけなんですが、そもそもなぜカナダに来たのか…の流れはこちらに書いています(笑)。
当初私は保育留学でカナダへ渡航、その後現地就職を経て、カナダの永住権申請に至りました。今ではカナダ永住権申請できたのは良かったと思っています。
本日は、海外移住を目指すあなたへ。カナダ永住権を取得すると得られる8つのメリットをご紹介いたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ♡

目次
【カナダ移住】永住権を取得する8つのメリット
カナダ永住権を申請して、もちろんデメリットもありますが、総合的には私は良かったと思います。
①労働環境が良い、仕事に追われない
日本にいた頃は、とにかく仕事に追われる毎日でした。平日は毎日がサービス残業、土日も持ち帰り仕事で潰れることも多かったです。
でも、海外では残業をしない国がむしろ多いんですよ。カナダでも定時帰宅が一般的。残業もちゃんと仕事と見なされるので、サービス残業はなく、しっかりお給料が発生します。
仕事に追われない生活になったことで、私の暮らしぶりは一変しました!
平日でも友だちとディナーに行くことができるようになり、土日は友だちと出かけるのが当たり前になりました。また、日照時間が長い夏の間は、遅くまで友だちと会うことも可能になりました。
残業の有無が人の人生に与える影響って、なんて大きいんだろうと実感しています。
②街中でも自然に癒される
突然ですが、私は大阪生まれ大阪育ちなんです。まぁ、どちらかと言うと、奈良や和歌山に近くてのどかな場所で生まれ育ったので自然はありましたけど。

私の住んでいるバンクーバーは、海や山に囲まれていて、雄大な大自然を気軽に楽しめることができます。都心部でも、ありのままの自然を生かした公園も多く、気軽に自然を感じながら生活することができます。
③災害が少ない
私の住んでいるバンクーバーでも地震は観測されますが、ほとんど揺れを感じたことはありません。
しかし、テレビで地震速報を目にすることもなければ、携帯の緊急地震速報を聞くことも今までありませんでした。私は携帯ニュースを日本設定にしているので、地震速報が入ってきたりします。カナダで地震を体験していませんが、日本の地震速報はたくさん見ています。
私は阪神淡路大震災を経験しており、東日本大震災の時には一週間ほどボランティアに行き、現地の様子を目の当たりにしています。

ここに街があったというのが信じられないくらいのこの景色を見て、地震に対する恐怖が更に大きくなりました。
バンクーバーのあるBC州は、地震の他に大雨による洪水、台風がなく、災害の心配はありませんが、夏に山火事が発生することが多いのが懸念材料です。
④日常的にストレスが激減
私は日本にいた頃は、短大に行く時も学校に通勤する時も満員電車でした。
それがカナダに来て以来、超満員電車でイライラすることはなく、その電車を待つ行列でイライラすることもなく、椅子取り合戦のようにダッシュで乗車することもなく、平和なんですよ。
そういう意味では日常生活でほとんどストレスはありません。
多くの人が、ベビーカーや高齢者に席を譲る光景が日常的に見られます。
もちろん来た当初は、
- 時間通りにバスが来ない、たまにバス停で待っててもスルーされる(笑)
- 荷物が届かない、むしろ失くされる(笑)
- 窓口や店員さんの対応がいい加減 ※カナダ政府含む←これ重要
なんかにめっちゃイライラすることがありました。
…が、、、今はほとんど気にしなくなりました…。というか、気にするとやっていけないという感じかもしれません(笑)。
カナダはチップ制度あるんですけど、マジでカナダの現地人に対してではなく、日本に住む日本人スタッフ全員にチップあげたくなります!!
⑤多様性豊かな環境で、個性が尊重される
カナダは人々だけでなく、国の法律・制度自体も寛容性が高いです。人種・宗教・年齢で差別されることは無くはありませんが、それでも少ないと思います。
ただ、コロナパンデミックの中、多くの国が移民受け入れ拒否の中、カナダは変わらず移民受け入れに積極的でした。
カナダ移民省大臣は6/23、テレビの番組に出演し🇺🇸のビザ発給停止やカナダへの影響について述べました
司会「アメリカに入国できず、行き場のない高いスキルを持つ移民希望者たちに何かメッセージは?」
大臣「Come to Canada! We’ll take you with a smile(ぜひカナダに来て!笑顔で迎えます)」
— 末永@🇨🇦カナダ留学専門家 (@canada_compass) June 25, 2020
また、LGBTQへの理解があるのでも有名です。同性婚が法的に認められており、パスポートをはじめとする公的身分証明書には、男性/女性以外の選択肢”X”があります。
私も今まで人の目を気にしていたのですが、カナダに来て過ごすようになってから、すべてにおいて【自分がワクワクする選択】ができるようになりました。
⑥選択肢が広がる
これがカナダ永住権保持者の一番のメリットだと思います。カナダ永住権って5年ごとの更新制で、5年のうち2年間カナダに住んでいれば、あとの3年はどこに住んでいても良いんです。
つまり、カナダ以外の国に一時滞在することも可能というわけです。
2年カナダで働く、3年日本で働くというのも可能。
また、カナダ国内でも就労は自由ですし、カナダのどの州に住むのも自由。住む国や州に縛られず、職業(政府に関わる仕事など一部除く)にも縛られないのは非常に大きなメリットだと思います。
⑦意外と食には困らない
こちらは大きく2つのメリットがあります。
- 日本食が手に入りやすい
- 各国の料理が手軽に食べられる
街中にはアジア系スーパーがたくさんあり、わりと日本食が手に入りやすいです。また、移民大国なので、各国の伝統的で本格的な料理を楽しむことができます。
⑧交友関係が国際的!
日本に住んでいても、外国人と知り合う機会はありますが、これがもしカナダだとほぼ毎日外国人と知り合う機会があります。
毎日仕事と家の往復ですが、買い物先で、バス停で、ビーチで、知らない人に声をかけられることはよくあります。これはいわゆるナンパではなく、海外はわりと知らない人にでも声をかける文化があり、そこから交友関係が広がることもあります。
交友関係が広がったら、毎日の楽しさが変わり、英語の上達も早いですよ。
まとめ
以上が、カナダ永住権を取得する8つのメリットをご紹介しました。まとめると、
- 労働環境が良い、仕事に追われない
- 街中でも自然に癒される
- 災害が少ない
- 日常的にストレスが激減
- 多様性豊かな環境で、個性が尊重される
- 選択肢が広がる
- 意外と食には困らない
- 交友関係が国際的!
このように、カナダ永住権を取得するメリット、カナダ移住するメリットが8つもありました!
特に、
- ワークライフバランスが良い
- 個性が尊重される
- 選択肢が広がる
この3つが私にとっては最も魅力だと感じる点です。この3つがあるからこそ、私がカナダで幸せに暮らせている理由でもあります。
また、今回ご紹介したメリットのである
- 自然の多さ
- 残業の少なさ
は、カナダ以外の国に移住した場合にも共通していると思います。この2つはカナダ移住のメリットというより「海外移住のメリット」とも言えるかもしれませんね。
今回はカナダの良い面ばかりを取り上げてみましたが、もちろん、異国で暮らしている以上、デメリットも多くあると感じていますので、カナダ移住のデメリットもご紹介したいと思います。
カナダ留学や移住を考えている方へ
私自身もカナダへの最初の一歩が不安でした。ですから、移住や留学を考えている方に、何か役立てることがあれば…!と思っています。質問やご相談などあれば、【お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。
実体験と現地在住者の目線で、できるだけ疑問や不安が解消できるよう、お答えさせていただきます。皆さまからのご相談がブログ記事のアイディアにもなっています!
しかし、私がお答えできるのは、あくまでも「自身の体験」や「カナダのバンクーバー生活について」です。留学や永住権に関して「確実なアドバイス」が必要な方は、専門家に相談することをおすすめします。
エージェントがたくさんいて悩みますが、私自身がお世話になった保育留学エージェントや知り合いの留学エージェントを紹介できますので、よかったら一度相談してみてください。
その他の欄やご要望・ご質問の欄に「Tomokaのブログを見た」とお伝えいただくと、良いことがあるかもしれません(笑)。
保育留学以外の目的で留学相談したい方はこちらまで。
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ともかさん初めまして、こんにちは。
あやと申します。
Twitterでともかさんを知り、こちらに辿り着きました。
わたしは、幼稚園教諭をトータルで10年間ほど勤め、今年46になるアラフィフです。転職目指してこの5月からバンクーバーの専門学校に通って、来年からコープビザでホテル就職、50までに永住権申請をなんとなく考えておりました。
とは言え、留学を決めたのは去年の秋。勢いで決めたのもあり、今回コロナで延期になって少しほっとしているのが正直なところです。
来年の春には渡航をしようと思っておりますが、、、
先ほど、
ともかさんの、いずれ来るだろうと言われているカナダの大地震情報を読んで、青天の霹靂というか、ただの情報不足ですが、もうびっくりしてしまい、思わずメッセージを送らせて頂いた次第です。
残りの人生計画をもう少し考えようと思います。貴重な情報をありがとうございました。
手洗いをしっかりして、お身体には十分に気をつけてお過ごし下さいね。
あやさん、初めまして。
コメントありがとうございます!
アラフィフからの挑戦、とても素敵どと思います!人生一度きりなので、やりたい!と思ったことはやった方がいいと私は思います。
そうなんですよ…。私も知らなかったのですが、カスケード地震と言うのですが、いずれ来るとだいぶ前から言われています。ただ、日本の地震頻度に比べると、やはり少ないです。
カナダは東海岸側は本当に地震が無いようです。何人かの日本人は、地震が無いから移住先を東海岸にしたと言ってました。
しかし、地震はいつ、どこで起こるか、誰にもわかりません。どうか後悔の無い選択を。
予防対策しっかりと、お身体に気をつけてお過ごしください。