意外とカナダが合っていたので、ちゃっかり住み着いちゃってるTomoka(@TomokainCanada)です。
ところで皆さん、「海外に住んでいる日本人たちは、なぜその国にずっと居るのか?」と疑問に思ったことはありません?
一部の紛争地域や治安の悪い国、貧困問題のある国などを除いては、多くの人にとって一番住みやすいのは「自分の母国」ではないでしょうか。
なぜなら、
- 言葉が不自由なく通じる。日本語最高。
- 国民性や価値観が理解しやすい。
- ずっと住める、仕事につきやすい(不法滞在やビザの心配は一切なし)。
- 文化・食事に慣れ親しみがある。日本の食は世界一!
などの上記のような理由があるため、日本人にとっては「日本が一番住みやすい」ってなるのが自然。
という疑問を解消すべく、本日は日本人がカナダに住み続ける5つの理由をお伝えしていきます。どうぞ最後までお付き合いくださいませ♡

目次
日本人がカナダに住む5つの理由
日本は世界から見てもとても豊かな国。そんな豊かな国に生まれた人間が、日本ではなくあえて国外(今回の場合はカナダ)に住むというのは、よくよく考えると不思議かもしれません。
私が思う【海外在住の日本人が海外に住み続ける理由】は以下の5つです。
①カナダが好き、カナダが自分には合っている

カナダ…というか、ここではバンクーバーの話をします(笑)。
- バンクーバーの街と自然の融合具合が大好き!
- バンクーバーの夏が最高!!
- カナダの生活パターンの方が自分には合っている。
- カナダでは他人の目を気にしなくていいから楽。
など、上記のような理由でずっと住み続けている日本人が多いかなと思います。
私もバンクーバーの夏が本当に大好きで、日本では毎年悩まされていた汗疹(あせも)が嘘のようになくなりました。
土砂降りはありませんが、雨の日が多いです…。近年は毎年雪も降ります。雨が多くてウンザリする人もいますが、
- 雨はともかく夏は最高!!
- アフター5を自由に過ごせるのが最高!!
なんですよ。
そして、カナダは日本のように、その人の年齢や体形に合った服を着る人はいません。自分が「好き!」って思える服を、自由に着ている人がとても多いんです。
ちなみに、カナダではヨガパンツやショートパンツを履いて街中を歩いてる現地の人が多く、日本人も例に漏れず。
日本は世界一便利な国だと思います。が、カナダに住み続けたい動機としては「自分を飾らなくていい。他人の目を気にしなくていい」っていうのが大きいと思います。
②日本が嫌、日本は住みにくい、日本は生きづらい

日本に生まれ、日本で育ち、日本の環境が合っている人にとっては信じられない話だと思いますが、日本人で「日本が嫌だ!」って思っている人も一定数います。
- 「日本は住みにくいからカナダに来た!」
- 「日本が嫌だから帰りたくない!」
- 「日本の災害の多さに参ったから。」
というセリフをSNS上でもリアルでもよく聞きました。
日本が好きな人でも、今までに日本独自の政治や慣習、日本人の価値観や考え方に対してストレスを感じた経験はあったのではないでしょうか?
しかし、世界の人たちから見たら、日本は生活水準が高くて衛生的、全てにおいて便利で、食のレベルも非常に高く、全ての物が良質な上に安い最高に豊かな国。というように、日本は世界から見ても良い面がたくさんあります。
その一方で、今後解決していかなければならない悪い面も目立ちます。
- 災害が非常に多い
- 残業代が出ないサービス残業が当たり前
- 取れない有給休暇
- 男女格差
- 受験戦争
- 年金問題
- 待機児童問題
- 少子高齢化
- 様々なハラスメント問題(パワハラ、モラハラ、マタハラなど)
- 様々な差別問題(男女差別、外国人差別、部落差別など)
などの、日本の悪い面にどうしても耐えられなくなり、国外へ飛び出してきたという人は非常に多いのです。
特に近年は災害がより多くなり、それに耐えられなくてカナダへ来たという日本人一家も珍しくないほどです。
ブロガーのハピバナさんは東日本大震災をきっかけにカナダ移住されたそうです。
HAPPY BANANA
カナダ移住を考えているヨスさんのブログ。日本の問題点にも確信をついてます。
ヨッセンス
③配偶者がいる、恋人がいる

「現地で知り合ったパートナーと結婚またはコモンロー(事実婚)してずっと居ることになった。」というパターンです。
これ実際めちゃめちゃ多いです!しかも、これ、異性婚や同性婚含めて圧倒的に女性が多い。しかし男性でも現地で知り合った日本人女性やカナダ人女性と結婚してずっとカナダに住んでいるという人もいます。
日本人同士のカップルでも、片方がカナダ移住目的だったので、「ワーホリで帰るつもりが結婚でカナダに残った」というパターンまであります。
自分の好きな人と一緒に居られることができれば、どこにでも住めるもんですよね。だからこそ「どちらの国で住むか?」となったときに、「ホントは相手が日本に来てほしいけど、自分が行っちゃおう!」となれるんだと思います。
好きな人が一緒なら、日本に住めなくなるとか案外大丈夫なのかもしれません。
同性婚でカナダに移住したまどぅーさんのブログもご紹介♡
旅するダンサー自由記
④海外へ挑戦する為
「日本での生活も問題ないけれど、海外に出て自分の可能性を試したい!」がこのパターン。日本の中学や高校を卒業後に、日本で進学せず、海外へ進学する若い学生さんに多いパターンだと思います。
当時15歳でカナダ留学し、現地就職したのぐともさんのブログ。
のぐともカナダ留学ブログ
⑤子どもの教育のため

子どもの教育のことを考えて移住する方もいらっしゃいます。幼い頃から英語環境、そして多種多様な子どもたちの環境に、自分の子どもに過ごさせようというパターンがこれ。
カナダでは基本、高校までは教育費がすべて無料。(※留学生は別ですが…。)世界でも教育に力を入れている国として有名なんです。
そして、日本にはない「飛び級」制度もあります。成績の優れた生徒ならば、小学校の3年生から5年生というふうに、学年を飛ばして進級することが可能。IT先進国のカナダは小学校のうちからインターネットを取り入れた授業を積極的に行っているのも特徴の1つ。
また、勉強だけでなく、夏はサマーキャンプが活発。夏休みは2か月位あるのに、宿題はないんだそうで。
障害児サポートについても進んでいるようで、国からの援助がしっかりとあるようです。
日本とカナダ、どちらの教育制度が優れているかはわかりません。どちらにもメリット・デメリットはあるでしょう。
しかし、カナダの教育制度に魅力を感じ、子どものために家族全員で移住するという方々も実際かなり多いです。
まとめ
海外に住み続ける理由は人それぞれ、ちゃんとした理由があります。どんな理由があってもそれはそれでいいと思いますし、誰にも批判する権利はありません。
ただ、これから海外で住み続けたいと思っている人にとって重要なのは、「自分はしっかりとした理由をもっているか?」だと思います。だって、家族や友だちはもちろん慣れ親しんだ国を離れることになるわけですから。
その覚悟があるかどうかってかなり大事ですよね。
私も永住権取得までいきました。これには私なりにきちんとした理由があります。これについてはいつかこのブログ内でお話ししますので、気長に待っていてください♡
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エージェントがたくさんいて悩みますが、私自身がお世話になった保育留学エージェントや知り合いの留学エージェントを紹介できますので、よかったら一度相談してみてください。
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