(@TomokainCanada)です。
私はカナダに来て2年くらいは、本気で『情報弱者』でした。
永住権申請までの道のりも知らず、就労ビザ申請に移民コンサルタントに相談しなければいけないこと、その移民コンサルタントに$3000(レートによるけど約25万)支払う必要があることなど、本当に知りませんでした。
だから、移民コンサルタント選びも失敗したんです。
今回は、私のような移民コンサルタントに嫌な思いをする人が一人でも減ることを願いながら【悲劇のヒロイン】風に悲劇を装いながら醜態を晒していきます(笑)。
今日も笑いながら、最後までお付き合いくださいませ♡
目次
移民コンサルタントについて
最初にお断りさせていただきますが、今回お話しする移民コンサルタントがどこの誰かであるかということは一切お話いたしません。
もちろんその移民コンサルタントに対しては今でも腹が立ちますが(笑)、あくまでも私の失敗であり、その移民コンサルタントの助力によって助けられた依頼人もいるかもしれないのと、誰であるかを私が暴露することで、その人の営業妨害になる恐れがあるからです。
言わば、これからカナダで生活していく私には、絶対に必要な痛い経験だったわけです。
移民コンサルタントについて説明していきますね。移民コンサルタントとは、永住権の申請や就労ビザ申請の代理人をしてくれる『政府公認の有資格者』。
彼らは、幅広い移民法の知識と職業論理試験に合格した上で、頻繁に改定される移民法の知識を更新する為に、常にセミナーや試験をこなしていくことが義務付けられています。
移民法は頻繁に改定が行われている為、正確な最新情報をもとにクライアントに的確なアドバイスができるよう、移民コンサルタントは常に最新情報を把握しておかなければなりません。
では、ここからはブイブイ悲劇のヒロインぽく書いていきます(笑)。
私が最初に出会った移民コンサルタントは日本人
その時の私は日本人の移民コンサルタントだと
- 日本語で意思疎通ができる
- 同じ日本人で異国でがんばる者同士、共感し合える
- 同じ日本人だと信用できる
と非常に単純な思考回路でできあがっており、移民コンサルタントについて全く調べることなく、最初に出会ったその日本人移民コンサルタントにお願いしました。
そんなこんなで、私はその移民コンサルタントにお願いすることにしました。
初回で感じた違和感
初回の相談は無料。これはどこの移民コンサルタントもされているサービスだと思います。その時にもチラッと思ったことなんですが…。
その方の話し方から表情、態度まで全て『ちょっと偉そう』と正直思いました。でも、その時はそこまで深い話はすることなく、単純に就労ビザの申請について話を進めただけで、他に移民コンサルタントの存在も知らなかったのでそこに決めました。
脳内お花畑状態で、安心しかなかったんですよ(笑)。
その人の仕事っぷり
仕事に関しては、本当にちゃんとしてくれていたとは思います。必要な書類を全て教えてくれましたし、一つひとつの書類を英語に翻訳してくれましたし、しっかりと私の雇用主に連絡を取ってくれていたようです。
その時に用意したあらゆる書類が、永住権申請でも使うことができ、そういう意味ではきちんとしてくれていたとは思います。
やはり気になる態度と表情
初めての就労ビザ申請の為、やり取りの間に略語を言われても書かれてもさっぱりわからなかったんですよ。
例えば、ポストグラデュエーションビザ=PGWPって言うんです。Post Graduation Work Permitの頭文字を取ってそう言うんです。でも、当時の私はさっぱりわからず。
そういったやり取りがほぼ毎回ありました。なんだか、わからない私がいけないような、そんな気分になりました。そのうちわからないことがあっても聞くのが嫌になり、あまり聞かなくなりました。
「私、かわいそう…」になりました(笑)。
冬のホリデーバケーション
ちょうどこのやり取りが2017年の冬。ホリデー前で、長い人は1か月くらい休みを取ります。当時のその移民コンサルタントも例に漏れず。
ホリデーバケーション中の対応についてメールで送ってきてくれましたが、その人の書いてあることが専門的な内容でさっぱりわからず。自分のビザのプロセスがどの段階であるかがよくわからなかったので、私自身どうすればよいかわからなかったのです。
もちろん聞きましたが、一言「メールに全部書いています。」と。
ぎりぎりビザが切れる前にLMIAがポジティブになり、就労ビザに切り替えに国境まで行きました。
※ここで豆知識
LMIAとは、Labour Market Impact Assessmentの略で、簡単に言うと「外国人を雇う許可証」のこと。LMIAの結果が「外国人雇ってもいいよ」と許可をもらうことを【LMIAがポジティブ】と表現しています。
このLMIAの結果が「外国人を雇ってはダメ」だった場合、外国人労働者(申請者)である私たちはWork Permitの申請ができないんです。
LMIA就労ビザについては詳しくはこちらに書いてますので、あわせてどうぞ♡
ふたたび、「私、かわいそう…」が到来(笑)。
LMIA就労ビザ取得
LMIA就労ビザを取得する為に、国境にまで行きました。実はこの就労ビザが納得いかない結果だったんです。
実は、私の周りの日本人保育士は全員2年のLMIA就労ビザが出ています。当然、私も2年出ると思っていました。しかし、
と、お願いした移民コンサルタントに言われました。それを聞いたのは、申請をお願いしてしばらく経ってからで、私から聞かないと教えてくれませんでした。
就労ビザの期限
結果、私の保育士としての就労ビザの期限は1年でした。
私は専門家ではないので詳しくはわからないのですが、就労ビザは2年出ている人がほとんどです。2年未満が有効期限のビザの場合は、パスポートの期限に引っかかったというケースくらい。
こういうことにならないように、いっぱい調べるクセをつけましょう、マジで。
その後の対応について
1年でも無事に就労ビザを取得できた私は、その移民コンサルタントにお礼のメールを送りました。
しかし、その移民コンサルタントからの返事はありませんでした。お礼をきちんと送った上でのこの質問に対してスルー。
今までの超上から目線な物言いと表情、態度から、この人はわざと1年でコンサルタントしたんじゃないかと思いました。なぜなら【1年】で申請しておいたら、再び依頼してもらえるから。
その後の調べで、他に移民コンサルタントがたくさんいること、他のコンサル費の相場も$3,000であることを知りました。
はい、「私、かわいそう」アゲイン(笑)。
CanNest移民コンサルタントとの出会い
この大きな失敗から、次の移民コンサルタント選びは絶対に失敗しない!と心に決め、私はgoogle mapで移民コンサルタントを検索。★が4以上且つ口コミが10件以上のところを絞り、30件くらい電話やメールで問い合わせました。
その結果、CanNest移民コンサルタントが一番レスポンスが早く、質問内容の返答も一番丁寧だったことから、ここで相談してみることにしました。
ちょうどその時知り合った日本人の子がたまたまCanNestを利用していることから、紹介という形で割引してもらいました。
こちら、私は一切の紹介料をもらっていません。私の勝手な判断で、私のような悲劇を繰り返すことがないようにブログにしました。
まとめ
こちらに関しては消したい過去の一つなんですが、やはり私にとって必要な経験だったと思います。この経験があったからこそ情報収集の大切さを知り、調べるクセが付きました。
また、この失敗があるからこそ、こうやって情報を提供することができています。私の友だち何人かもCanNest移民コンサルタントにお願いしていますが、本当に満足のいくコンサルタントをしてもらったようです。
どうか皆さんは、移民コンサルタント選びは慎重になさってくださいね。
また、もしCOSの人材マッチングサービスを利用されたら、COS専属の移民コンサルタントにお願いすることになると思います。私自身クライアントとして利用したことはないものの、彼のことは知っており、とても親身に対応してくれる人だという印象です。
カナダで保育士についてはこちらの記事からどうぞ。
あなたのビザ申請がスムーズにいきますように。
カナダ留学や移住を考えている方へ
私自身もカナダへの最初の一歩が不安でした。ですから、移住や留学を考えている方に、何か役立てることがあれば…!と思っています。質問やご相談などあれば、【お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。
実体験と現地在住者の目線で、できるだけ疑問や不安が解消できるよう、お答えさせていただきます。皆さまからのご相談がブログ記事のアイディアにもなっています!
しかし、私がお答えできるのは、あくまでも「自身の体験」や「カナダのバンクーバー生活について」です。留学や永住権に関して「確実なアドバイス」が必要な方は、専門家に相談することをおすすめします。
エージェントがたくさんいて悩みますが、私自身がお世話になった保育留学エージェントや知り合いの留学エージェントを紹介できますので、よかったら一度相談してみてください。
その他の欄やご要望・ご質問の欄に「Tomokaのブログを見た」とお伝えいただくと、良いことがあるかもしれません(笑)。
保育留学以外の目的で留学相談したい方はこちらまで。
カナダ行きの航空券やホテル検索はこちらからどうぞ<(_ _)>↓
→カナダのビザ/永住権記事一覧
→海外留学/海外就職記事一覧
人生設計に大きな影響が出る大切な就労ビザの事なのに、嫌な経験をされましたね。。。そのコンサルタントさんは人の人生を重視する気が低いのかな~、と感じました。
お礼のメールに対して返信をしないと言うのは、極めて残念な対応ですね。。。
私は、基本的に何かを依頼する時は人柄と、親身になってくださるかを重視しています(公認会計士さん、ファイナンシャルアドバイザーさん、等)。逆に、私はクライアントとして契約する際にその方の人柄とコミュニケーション力を重視していまして、良識や社会性の無い方、質問に正確にお答えしてくれない方はお断りしています。すみません、脱線しました!
仮に経験値が高く素晴らしい知識をお持ちでも、この2つを欠いていると気分が良くなく、心配にもなりますよね。また、質問をしにくくなるのでコミュニケーション不足が起こり、お互いに不利益が生じる可能性もあります。
折角、しっかりした申請書類を作成する能力をお持ちなのですから、問題点を改善されたらお互いにハッピーになれますし、その方のクライアント数も増えると思います(ビジネス的に)。
論点はずれますが、住みやすい世の中を作るのに「個人」の良識ある行動も欠かせません(国任せでなく)。ブログを拝読していて、その意識を持って生活、仕事をしたいと改めて思わされました。
コメントありがとうございます!!ほんまに、あの人何なん!?ってなりました。
知識もかなり重要ですが、人柄めっちゃ大事やと思います。その人も人柄と知識と両方がめちゃくちゃ良かったら宣伝したのに~と思うのですが、日本人移民コンサルタントってどこか日系と提携しているパターンが多く、顧客に困らないようです。競争相手がおらんから、横柄な態度もまかり通るのかなって知り合いのコンサルタントの人と話したことがあります。(その人はめっちゃいい人ですが、ビザ申請には関わってないのでお願いできずでした。)
住みやすい世の中を作るのに、確かに一人ひとりの意識や行動は大事ですよね。その相手の意識や行動がどんどん伝染していって上手く事が運んだらいいのにって思うのですが…我々の母国はなかなか大変そうです…。(こちらも論点がズレました笑)。