カナダで保育士奮闘中のTomoka(@TomokainCanada)です。
私はプロフィールにも記載しているのですが、カナダへ留学をしたのは30歳を超えてから。ブログで情報発信しているとこういう声を耳にします。
でも、もう30歳超えていて…
というわけで今回の記事は、30歳を超えて海外留学をし、現地で保育士として働いている私が【30代からの海外留学のススメ】についてお話していきたいと思います。
どうぞ、最後までお付き合いくださいませ♡
目次
30代での海外留学を躊躇してしまうワケ
ここでは、そもそもなぜ30代で海外へ留学するのを躊躇してしまうのかを一緒に考えてみたいと思います。
ワーキングホリデービザを使えるのは18歳~30歳まで
現在カナダを始め、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツやイギリスなど一部の国では、現地に勉強や仕事などで自由に一年間滞在できる【ワーキングホリデービザ】が発行されています。
ご存じの方が多いように申請時の年齢が18歳~30歳(31歳になるまで)である必要があります。※アイスランドは18歳~26歳まで、フランスは18歳~29歳まで。
つまり、31歳になったらワーキングホリデービザの申請が不可となり、海外留学するには別の方法での留学となるわけです。
他の方法でもチャンスは十分にありますが、ワーキングホリデービザと比べると使い勝手に制約がある為、少し大変だと感じるのも30代からの海外留学に躊躇してしまう一因かなと思います。
30代はキャリアや結婚の転換期
30代は大学や専門学校を卒業して社会に出て数年経ったという世代。仕事もキャリアを積んでいい感じだったり、転職を考えるのもラストチャンスと考えたりする人も多いでしょう。
そんな中での長期海外留学は、『これまで培った自分のキャリアを捨てていくようなものである』と考えてしまうのも無理はありません。
そして、30代といえば恋愛はもちろん結婚を真剣に考える人も多いのではないでしょうか。女性ならば出産も視野に入れる人も多いので、30代の間には結婚と出産を!と考える人も多いと思います。
最近は多様な考え方が受け入れられてはきたものの、中には、結婚=勝ち組、独身=負け組、30までに結婚=勝ち組、30超えても独身=負け組という考えを持った人を未だに見かけます。
自分の置かれた状況に加えて、周りからのそういったプレッシャーから、余計に30代からの海外留学へ一歩踏み出せない人が多いとも思うのです。
留学後の就職等が心配
日本は年齢が物事を判断する基準の一つになっている為、自分の年齢を気にしてしまう人多いのも無理はありません。1~2週間程度の短期留学ならまだしも、年単位の留学となると、留学後のことを色々と考えてしまうのはむしろ当たり前。
だから、留学に行きたいけれど、留学後はどうしよう…。そう考える人は非常に多いと思います。
それでも!30代からでも海外留学はオススメだよ!
以上の理由から、
っていう悩みが出てくるわけです。
っていうのが、私の本音です(笑)。
ですが、私も周りの友だちを見ていたら、仕事や結婚等次々と次のステージへステップアップしているわけなんですよ。30代で海外留学する人なんて私の周りには誰もいませんでした。
ネットの掲示板を覗いてみても30代や40代の海外留学についてのトピックには、ネガティブな意見も多く見かけました。帰国後はどうするのか、仕事は?結婚は?って。
というのも、私の本音です(笑)。
でも、相談者さんはきっと背中を押してほしくて書いたのに、こんな意見を聞いたら余計に年齢を気にしてしまうと思います。
海外に留学したいけどできないって方は本当に多いんだなと思います。
これから読者さんの中で年齢を気にして一歩踏み出せない方に向けて、30代からの海外留学についてうざ熱く書きました。
今の自分の状況に100%満足?
ここであなたにお聞きしたいです。Let’s listen to my heart!!
- 今の自分の置かれている状況に満足していますか?
- 今の仕事が大好きですか?
- 自分が今、心からやりたいことをできていますか?
- 毎日が幸せですか?
さて、どうでしょう。
これらの質問は、私が繰り返し自分に問いかけたことです。
更に自問自答するだけではやはり決断できなかったので、ネットで30代や40代からの海外留学について書かれたブログを読みまくり、そのブロガーさんとやり取りして、実際にお会いしたりもしました。
私は小学校教諭を8年勤めたのですが、実は辞めるまでに1年葛藤しています。教師になった時は、【生涯いち教師】なんてことも思っていましたからね(笑)。
しかし、皆さんご存じのように教師は大変な仕事です。私は教師をずっと続けられるのかと考えた結果、答えはNOでした。
今はカナダで保育士として働いていますが、子どもと関わることが大好きな私は、教師を辞めるまでに非常に時間がかかり、結果としてワーキングホリデービザを申請できる年齢を超えて海外留学をしたわけです。
私も『カナダで保育士になる』と決断するまで、かなりの時間と多くの人たちの後押しが必要でした。
カナダに来る前から、こちらのいっぱい留学会社にも相談したくらいです。
ネットだろうと何だろうと年齢だけで海外留学についてネガティブな意見を言う人の意見に耳を傾けて、落ち込む必要はないんです。あなたがやりたい!と思ったなら、必ず応援してくれる人がいますから。
ここで考えてみてほしいのです。
今のあなたの人生は、100%満足ですか?
年齢は判断基準にならない
私は留学後にカナダで就職しましたので、ここではカナダの場合の話をしたいと思います。
カナダでは、年齢は判断基準になりません!面接にて年齢を聞かれたり、履歴書に年齢を書くこともありません。その代わりにクリアしなければいけない問題はビザ。ビザの問題さえクリアできたら現地で就職することは可能です。
現地のカレッジや大学には、10代や20代の学生だけでなく、30代はもちろん40代以上の学生もたくさんいます。こちらでは何歳でも大学やカレッジに戻ってキャリアアップという考えがスタンダードなんです。
ちなみに、私がカレッジへ行った時は、私はまだ若い方でしたよ(笑)。
30代からの海外留学は魅力的
私が30代で海外留学、そして海外就職したからわかるのですが、30代は学校を卒業した上でキャリアも積んできた世代でもあるので、カナダでは【就職に有利】なんですよね。こちらの履歴書に、学歴や職歴、ボランティア経験など書くことがいっぱいありましたから。
皆さんそれぞれ、何もせずに年齢を重ねてこられたわけではなく、たくさんの経験と共に今までご自分の人生を歩んでこられたと思います。それを年齢だけ見て、自分の培った能力や知識、才能や経験を生かさないのは非常にもったいないことです。
できるできないは、年齢ではなくマインド次第だと思います。
正直に言うと、留学後の日本の状況は私も含めて誰もわかりません。年齢が引っかかって就職できない可能性もゼロではないと思います。
しかし留学中に学んだことを活かすことで日本に帰国しても、私は何かしら自分に合った新たな道が見つかると思うのです。
まとめ
海外に留学するって決めたら、それなりの覚悟はした方がいいのは事実です。海外で就職するのか、帰国後はどうするのか、など。
私もそうでしたが、海外って何か楽園みたいって思ってしまう人もいると思います。実際は、毎日がハプニングの破天荒三昧です(笑)。今は笑って話せることもたくさんありますが、実際に大変なこともたくさんありましたし、これからもたくさんあるでしょう。
けれど、私は小学校教諭を辞めて、カナダに保育留学したことに一度も後悔したことはありません!!
海外留学した上での後悔と、行かなかった後悔と、どちらが一生心に残るかはわかりますよね?一番苦しいことは、自分のやりたいことに対して否定的な意見を聞いて傷ついて、結局何も行動を起こせないままズルズルと過ごすことだと思います。
私も初めから決断力と行動力がある人間というわけではなかったので、今まで何も行動に移せずに後悔した経験があるんです。やらなかった後悔ってずっと心に残りますから、本当にタチ悪いんですよ。
自分の人生の主人公はあなた自身です。他の誰でもありません。たった一度きりの人生、あなた自身で舵取りをしてあげてほしいと思います。
もう一度聞きますね?
あなたは、今のままで満足ですか?
カナダ留学や移住を考えている方へ
私自身もカナダへの最初の一歩が不安でした。ですから、移住や留学を考えている方に、何か役立てることがあれば…!と思っています。質問やご相談などあれば、【お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。
実体験と現地在住者の目線で、できるだけ疑問や不安が解消できるよう、お答えさせていただきます。皆さまからのご相談がブログ記事のアイディアにもなっています!
しかし、私がお答えできるのは、あくまでも「自身の体験」や「カナダのバンクーバー生活について」です。留学や永住権に関して「確実なアドバイス」が必要な方は、専門家に相談することをおすすめします。
エージェントがたくさんいて悩みますが、私自身がお世話になった保育留学エージェントや知り合いの留学エージェントを紹介できますので、よかったら一度相談してみてください。
その他の欄やご要望・ご質問の欄に「Tomokaのブログを見た」とお伝えいただくと、良いことがあるかもしれません(笑)。
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