私はカナダで保育士になるべく、2016年6月9日に渡加しました。そして、ぶいぶい「カナダの保育士いいで~」「カナダの保育士最高やで~」なんて、キラッキラ投稿してきましたが(笑)。
…な話を今日はしていきたいと思います。
本日も最後までお付き合いくださいませ♡
目次
カナダで保育士3つのデメリット
基本的に物事にはメリットとデメリットの両方があると私は考えています。カナダで保育士は多くのメリットがあると思っています。
しかし、やはりメリットだけを伝えられても現実味がないと言うか、いざカナダで保育士になった時に幻滅する人もいると思います。実際に、カナダで保育士になったけど、今は違う仕事をしている人もいます。
メリットとデメリットの両方を知った上で、カナダで保育士を目指したいとなったら、是非チャレンジしてみてください!
①お給料が安い
「カナダで保育士のメリットで、お給料がいいって書いてるくせに何言っとんねーん!!」ってツッコまれそうですが、正しくその通りです。
これは、『日本から見て、カナダの保育士の給料がいい』のであって、『カナダから見て、カナダの保育士の給料が安い』というのが真実。
もちろん州によって多少の違いはあるものの、カナダの保育士のお給料は、他の専門的な職業に比べると低いのです。そもそも、カナダと日本って物価に差があります。カナダは日本より物価が高いので、当然お給料も日本よりは高くなります。
正直お給料はもう少し上げてほしいところです。あまりにも仕事内容に見合ったお給料じゃないので、BC州政府は2019年には全保育士に時給$1プラス、2020年からは時給$2プラスして支給しているくらいです。
しかし、あくまでも人によりますが、生活できないレベルではありません。私はビザの件が落ち着き、少しずつ貯金や投資に回す余裕ができてきました。今後はお給料のいい職場へ転職することが短期目標。
②免許が更新制である
日本の教員免許が更新制であるように、カナダの保育士も更新制なんです。
このBC州保育士資格の更新の仕方については、また別記事で詳しく書きますが、最初は1年有効の保育士資格から始まり、その後はずっと5年毎に更新です。この5年毎の更新に必要な条件の一つである、『ワークショップを40時間受講する』が意外とめんどくさい…。
ワークショップは英語での講義になりますので、当然ですが、講義内容のレベルを選び間違えると内容についていけずパニックになるか眠りに落ちます(笑)。
この更新を続けないと、デイケアで保育士として働くことができなくなりますので、注意が必要です。
③同僚との人間関係
これは、カナダだけでなく、日本でもある問題ですよね…。ていうか、人間関係のめんどくささはどこに行ってもついて回るもの。
ところが、これが日本語が通じない相手となると、より一層めんどくさいことに…。
例えば、
- 英語で自分の思いを言葉にできず、相手に言い負かされる
- 理不尽な主張で、仕事を押し付けられる
- 主張だけされて、話を聞いてもらえない
など…。
もちろん、すぐに英語ができるようになるわけではありません。何度も何度もメンタル崩壊しながら、それでもそこに留まりたいなら、たまに弱音を吐いて泣いたとしても、立ち上がっていかないといけないのが正直なところ。
だから、嫌でも強くなりますよ。これは、ある意味ではメリットかもしれませんね。
まとめ
以上、まとめますと、カナダで保育士のデメリットは、
- お給料が他の専門職に比べると安い (保育士も専門職なのに…ボソッ)
- 免許が更新制である (ワークショップも無料ばっかじゃないのに…ボソッ)
- 同僚との人間関係がめんどくさい (どこにでもあるある問題…ボソッ)
の3つだと思います。
これら3つのデメリットを取り上げても、私自身はカナダで保育士になって良かったと思います。カナダで保育士になったから出会うことができた子どもたち、その子どもたちの保護者たち、日本人保育士仲間たちなど、たくさんの素晴らしい出会いがありました。
これからも、カナダで保育士の日本人仲間が増えることを、心から楽しみにしています。
カナダで保育士日本人コミュニティ作っちゃいました。唯一無二の日本人保育士のコミュニティはこちらから。
保育留学に興味のある人はCOSがおすすめ。私もここの利用者で、現地就職しました。こちらの記事も良かったらあわせて読んでみてくださいね。
カナダ留学や移住を考えている方へ
私自身もカナダへの最初の一歩が不安でした。ですから、移住や留学を考えている方に、何か役立てることがあれば…!と思っています。質問やご相談などあれば、【お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。
実体験と現地在住者の目線で、できるだけ疑問や不安が解消できるよう、お答えさせていただきます。皆さまからのご相談がブログ記事のアイディアにもなっています!
しかし、私がお答えできるのは、あくまでも「自身の体験」や「カナダのバンクーバー生活について」です。留学や永住権に関して「確実なアドバイス」が必要な方は、専門家に相談することをおすすめします。
エージェントがたくさんいて悩みますが、私自身がお世話になった保育留学エージェントや知り合いの留学エージェントを紹介できますので、よかったら一度相談してみてください。
その他の欄やご要望・ご質問の欄に「Tomokaのブログを見た」とお伝えいただくと、良いことがあるかもしれません(笑)。
保育留学以外の目的で留学相談したい方はこちらまで。
カナダ行きの航空券やホテル検索はこちらからどうぞ<(_ _)>↓