実は前回私が小学校教師を辞めたネガティブな6つの理由っていう記事を書いておりまして、辞めた理由にこのようなネガティブ要素も確かにあるのですが、
と思い、今回は私が教師を辞めたポジティブ過ぎる4つの理由を書きたいと思います。1つの仕事を長く続けるのが良しとされる日本ですが、カナダは自分に合わなければ、わりと簡単に仕事を辞める人が多いらしく、退職=ネガティブなイメージはありません。年齢や性別で判断されないので、転職もけっこうあったりします。
それに伴い、今回は教師を辞めたポジティブな理由を書きたいと思います。

私が小学校教師を辞めたポジティブ過ぎる4つの理由
日本の教師に関するニュースは、私個人的にネガティブ要素満載だなって思います。確かに書かれている内容はわりと事実だったりするので、ネガティブなイメージがついてもおかしくないなと思います。だから、教師を辞める人の理由がネガティブなものであるのもよくわかります。
そんな中で、私は教師を辞めた理由の中にポジティブ要素が入っていたのは本当に有り難いことであると感じています。
教師以上にやりたいことが見つかった!
一番のポジティブな理由はまさしくコレ!!私は教師になりたくて大学時代めっちゃがんばって単位を取って、試験にも合格して、教師になったわけです。教師もやりたかった仕事であることは事実。
でも、私が好きなことと言えば
- 子どもと関わること
- 海外で過ごすこと
- 英語できなくても英語に触れること
- 自由(爆笑)
- 冒険(笑)
なので、その全てができそうな「カナダで保育士」という道を選び、チャレンジしたわけです。で、現在私、全ての条件をクリアしているような環境におります。カナダで、英語レベル微妙なクセして英語環境で子どもと関わる仕事をしております。まさに自由だし、私の人生冒険だな、とほんとに思います。
更に、カナダ・バンクーバーは多国籍の国。私の勤め先のデイケアでも、英語が第一言語だという子どもは2018年12月現在一人もおりません。しかし、私より英語ができる子ども多数( ゚Д゚)。更に、彼らなりに第二言語である英語を学ぶ大変さをわかっているのか、私がヘンテコな英語を話すと通訳してくれる超頭の良い子どもまでいるという。色々なことを勉強する日々です。
カナダ・バンクーバーに来るとわかるのですが、色々な言語を聞く機会がありますし、髪の色、目の色、肌の色、宗教、食文化など、違いがありすぎて個性を大事にするのが当り前な環境なので、日本にいた時に培った価値観が良い意味でぶっ壊れました。
海外でしか体験できない色々な経験がしたかった!
元気な内に、海外でしか体験できない色々な経験がしたかったというのもあります。もちろん日本でしかできない素晴らしい経験もありますし、逆に海外でしかできない素晴らしい経験もあります。それは人それぞれ。
私の場合、長期の海外留学に憧れはあったものの長期海外留学未経験のまま社会人になったということもあって、長期海外留学をしてみたかったという思いがずっと残っていました。
ワーキングホリデービザが使えない年齢になって、
という思いから、1つ目の理由のやりたいことを当てはめ、カナダで保育士をすることを目標に、退職する決意に至りました。
また、カナダの永住権はわりと自由で5年毎の更新制。カナダに2年住んでいれば、あとの3年はカナダ以外の国にいても大丈夫なのです。だから、カナダの永住権を取得するまでがんばろうかと今は考えています。カナダと日本と行き来できますからね。
背中を押してくれる人がとにかくたくさんいた!
一つの仕事を長く続けることを良しとする日本の社会。そんな日本社会にどっぷりいたにも関わらず、私のこの「カナダで保育士」話をすると、応援してくれる人が思いの外たくさんいたのです。友だちはもちろん、同僚の先生方やお世話になった色々な方たち。たくさん迷惑かけましたけど家族も応援してくれました。
また、実際に海外で生活している日本人の方や、海外で生活していた経験のあるブロガーさんたちと会う機会もあり、彼らから
「Tomokaさんはカナダに行くと言うより、カナダに呼ばれているから行った方がいい」
と言われたこともあります。そういうブログを運営していると、海外留学したいという相談者がたくさん相談に来るらしく、「この人は海外に行くだろう、この人は海外でちょっと厳しいかも」といったような感が働くようになるらしいです。
失敗しても帰る場所があると思えた!
同僚の先生が言ってくれた言葉に、「ダメだったとしても、また教師にはなれる。」という言葉がありました。免許は更新講習さえ受ければ大丈夫なはずなので、日本に帰ることになっても、また教師はやりたくなったらやればいいと思えたのです。
また、私は辞める時は「子どもたちからも先生たちからも、惜しまれながら辞めること」を密かに目標にしていたこともあり、教師最後の1年は特に大切に過ごし、自分ができる限りのことを一生懸命しました。離任式の様子から、最後はわりとたくさんの子どもたちや先生たちから惜しんでもらえながら辞めることができたと思うことができました。だから、最後の最後で、教師としての自分もありかなと思うことができたのです。
まとめ
以上、私が小学校教師を辞めたポジティブ過ぎる4つの理由を紹介いたしました。私の尊敬している方の言葉の中に
「物事には陰と陽、光と闇、ポジティブとネガティブがある」
という言葉があります。私は全ての物事や出来事に対して陰と陽の両面に気付けるほどの気付きや知識はないのですが、ポジティブだけではなくネガティブも大切だなと思いたいなと考えています。だって、人間はずっとポジティブで生きられるわけないですから。
私はネガティブな面がわりとたくさんあるので、どうしたらポジティブになれるのか、と考えていた頃もあるのですが、「ネガティブな自分も受け入れること」が一番の近道と教えてもらってからはだいぶ自分という人間を受け入れられるようになりました。
だから、このブログでもポジティブなことはもちろんですが、ネガティブも同じくらい大切にしたいので、ネガティブなことも書いていくと思います。大事なのはそこから自分は何を学ぶのか、どう生きていくか、だと思います。
最後はあまりまとまり良くないですが、それもありかと思い、これで勝手にまとめます(笑)。
初めまして。Tomokaさんの生き方、考え方が素敵だなと思いコメントさせていただきました。
私は現在中学校教員をしています。1年目です。この1年間での経験から本当にやりたいこととはを探し始め、カナダ保育留学にたどり着きました。Tomokaさんのような方のブログを拝見するのが、今のモチベーションになっています。ありがとうございます!
Akiさん
ありがとうございます!!そう言ってくださると、すごく嬉しい半面ちょっとこそばゆいです笑。もう、デレッデレになるくらい照れます笑笑。
中学校の先生、大変ですよね。私の同期が小中一貫の体育を担当していて、いつも忙しそうにしていました。授業に、クラブに、日々一生懸命されているでしょうね。
ちょっとブログ止まり気味で申し訳ありません。でも、このブログは今後も無くすつもりはないので、ぼちぼち更新はしますね。読んでくださり、ありがとうございました。