【海外就職】カナダで保育士になろう!就職活動に必要な履歴書の書き方を徹底解説します!

Tomoka

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皆さんこんにちは。カナダで保育士になったTomoka(@TomokainCanada)です。

国も違えば文化も違う!ということで、もちろん就職活動に関しても違ってくるわけです。カナダの就職活動と日本の就職活動は違うので、来たばかりの人は戸惑うと思います。

本日は、カナダで保育士として就職した私の用意した書類を基に、履歴書等の書き方を徹底解説したいと思います。

本日も最後までお付き合いくださいませ♡

カナダの就職活動で必要なもの5点

カナダの就職活動で必要な書類は以下の通り。
①レジュメ(履歴書のこと)
②カバーレター(履歴書とは別の自己アピールを書いた書類)
③リファレンス(推薦状) ※推薦者からのレター及び連絡先 
 家族以外の、自分が就職を希望する企業関連3名分が望ましい。
④資格のコピー ※該当者のみ
⑤ビザのコピー ※ワーホリなどの一時滞在者のみ

それでは、詳しく説明していきますね!

レジュメとは?

レジュメ(Resume)とは、英文の履歴書のこと。カナダでは求人に応募する時、基本的にこのレジュメをメールに添付したり、お店に直接渡します。そして、担当者からのメールや電話を待ちます。

レジュメの基本ルール

まず、基本的に抑えてもらいたい点は、

  1. 手書きではなく、パソコンで作成。
  2. A4サイズ1枚でまとめること。 ※2枚以上だと嫌がられる
  3. 学歴や職歴は新しいものから。 ※日本とは逆なので注意!
  4. 希望する職種と関係ないものは省く。
  5. フォントは揃える。 ※フォントスタイルは、Arial、Times New Roman、Centuryが一般的。
  6. 数字はアラビア数字を使う。 〇5 years ×Five years
  7. 過去の経験を記載する場合は過去形の動詞を使う。
  8. 継続中の経験を記載する場合は進行形の動詞を使う。
  9. 積極的に自己アピール的な履歴書に!
  10. 見やすいように自分なりに工夫する!

以上です。

日本と違う?レジュメに書かない項目について

カナダでは、employment discrimination(雇用差別)は違法となっています。つまり、容姿や年齢、性別、障害があるかないか、国籍、肌の色などで雇用者が雇用するかどうかを選ぶ事は法律で禁止されています。

その為、以下の項目は入力禁止です。

  1. 本人の顔写真
  2. 生年月日
  3. 年齢
  4. 性別
  5. 家族構成(配偶者の有無など)

日本で就職活動をしている時に、顔写真でこの人を書類選考するとかしないとか。しかし、カナダではそういった見た目での差別はできないんです。

ちなみに、日本の履歴書に必ず書かないといけない志望動機は、カバーレターに記載します。

レジュメの書き方

参考までに、私が書いたレジュメの写真を貼っておきますね。

基本的に書くのは、

  1. 氏名、住所、連絡先
  2. Summary of Qualifications  希望職種で使えるスキルやアピールできる経験を箇条書きにしたもの。※キャリアに関するもののみ。
  3. Work experience 職歴 ※キャリアに関するもののみ。
  4. Education 学歴 ※たくさんある場合はキャリアに関するものを書く。
  5. Related Certifications キャリアに関する資格のみ。
  6. References 推薦状ありますよのお知らせ

私はこれ以上書けなかったので書いていませんが、もしまだ書けるならば、技能(Skills / Highlights)やボランティア経験(Volunteer Experience)を加えるのもありです。

それでは一つひとつ見ていきましょう。

①氏名、住所、連絡先

  • First / Last name(名前/苗字)
  • Address (住所)
    Street Address(ストリート番号とストリート名) / City(都市) / Province(州) / Zip code(郵便番号) の順番
  • Phone Number(電話番号)
  • E-mail (メールアドレス)

を書きます。こちらは一番上に、中央寄りで書くのが通例。

②Summary of Qualifications

こちらは、希望職種で使えるスキルやアピールできる経験を箇条書きにしたもの。キャリアに関するもののみ書きましょう。

Tomoka

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私は保育士なので、幼児教育に関することを書きました。

個人的には3~5つくらい書ければいいと思っています。雇用者がすぐに雇いたいと思えるような内容や、今までの職務経験を生かして希望している仕事に役立てるであろう情報を書きます。

③Work experience

こちらは職歴ですが、日本と違って希望職種と関係のある職歴のみを記入します。

  • 職歴は最も新しい情報が最初!日本とは逆なので注意です!
  • Job title(職務)は、わかりやすいように省略せずに全て書きます。
  • 仕事を始めた年と月、仕事をやめた年と月は必ず書きましょう。
    仕事をまだやめていない場合は、Nov. 2017 – Currentと書きます。

私は保育士なので、カナダではデイケアで働いた経験を、日本では小学校で働いた経験を書きました。1~2行、軽く自分の経験を書くといいと思います。

ちなみに、日本では二つの小学校で勤務しています。初任校は2008~2012年、二校目は2012~2016年。しかし、2つに分けて書くと1枚に収まらない為、併せて書きました。

カナダでは、デイケアでボランティアもしています。ボランティア経験も併せて「経験がありますよ!」とアピールしたかった為、ここで併せて書きました。←これがいいかどうかはわかりません(-_-;)。

④Education

こちらは学歴。学歴も最も新しいものから書き出し、基本的に高校以上から書きますが、もし専門学校や大学へ行ってない場合は、高校のみを書きます。

こちらも職歴と同じく、希望職種に関するものを書いた方がベター。しかし、例えば飲食店に応募するなら高校以上の学歴を書いてもいいと思います。

私は日本の幼児教育科のある短大名と、カナダの幼児教育のあるカレッジ名を書きましたが、もし保育士以外に就職するとしたら、日本の卒業した大学についても書くと思います。

⑤Related Certifications

こちらは資格や免許など、募集職種に関係があるものを記載します。たくさん記載すればよいというものではなく、必要なものが伝わるように希望職種に関係があるものに厳選します。

私は、ECE certificate(カナダの保育士資格)を資格に書かれている番号付きで書きました。それから、保育士に必須のFirst Aidの資格と、あとは日本の幼児教育関連の資格を書きました。

Tomoka

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もし、ナニーなど運転免許証が必要とされるところに応募するなら、こちらに運転免許証と書けばオッケー!

⑥References

最後にこちら。これは、リファレンスと呼ばれていて、カナダでは必要な書類です。リファレンスとは他人からの推薦状のこと。

カナダではこのリファレンスが重要視されています。なので、就職活動の時は必ず用意してください。ここでは、Available upon request.と書けばオッケー。リファレンスは、別に用意しておきましょう!

Tomoka

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もしレジュメに書けなければ、カバーレターの最後にReference is available upon request.と書くのもありですよ!

こちらのレジュメができたら、可能ならばネイティブの人にチェックしてもらった方がいいと思います。あと、意外と見落としがちですが、もしメールで応募先に送る場合はwordで書いたらPDFに変換して送りましょう!

まとめ

以上が、カナダの履歴書であるレジュメの書き方の紹介でした。

日本では、とにかく「これでもか!」と履歴書に自分アピールを書くと思います。もちろんカナダでも自己アピールは書くのですが、とにかくA41枚にまとめないといけません。その為、何を書くかを厳選しないといけません。

その為にカバーレターがあります。レジュメに書けなかった自己PRをカバーレターに書きます。ですから、カバーレターよりも先にレジュメを仕上げて、書けなかった自己PRをカバーレターに書くのがいいと思います。

また、カバーレターや他の書類についても別記事で紹介しますね!

Tomoka

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