このカバーレターとは、レジュメ(履歴書)に同封する書類のことで、日本語では送付状や添え状とも言います。
ってなりそうなこのカバーレター(笑)。本日は、このカバーレターについてお伝えしたいと思います。
本日も最後までお付き合いくださいませ♡
目次
カバーレターとは
カバーレターとは、レジュメ(履歴書)に同封する書類のこと。応募先企業に提出するレジュメに添付するカバーレターは単なる『添え状』で済ますのはもったいないのです!
企業に応募する時は、基本的にレジュメとカバーレターの2つの書類を送ります。
これから採用担当者に、数あるレジュメの中からあなたのレジュメに興味を持ってもらえるように、効果的なアピールで採用につながるカバーレターの書き方をご紹介していきたいと思います。
カバーレター書き方
では、実際にカバーレターの書き方を見ていきましょう。参考になるかはわかりませんが、私が実際に書いたカバーレターをこちらに貼っておきますね。
カバーレターのおさえておきたいポイント
書く前におさえておきたいポイントについてお伝えします。
- 手書きではなく、パソコンで作成
- 長さとしてはA4サイズの用紙1枚に収まる程度
- 3~4パラグラフ構成が通例
- フォントは揃える。※フォントスタイルは、Arial、Times New Roman、Centuryが一般的
- 数字はアラビア数字を使う。 〇5 years ×Five years
- 過去の経験を記載する場合は過去形の動詞を使う
- 継続中の経験を記載する場合は進行形の動詞を使う
- 簡潔にまとめること
- スペリングミスや文法の間違いのダブルチェック
- レジュメの内容とかぶらないこと
それでは、一つひとつ見ていきましょう。
①基本情報
基本情報は、
- 自分の氏名や連絡先
- カバーレターをメールで送付する日付
- 宛先の名前や住所
・自分の氏名、連絡先
カバーレターの一番上の部分に、自分の名前と連絡先を下記順に書きます。
氏名:フルネームで
住所:日本と違い、番地から
電話番号:
E₋mail:■■■. ■■■@□□□.com
・日付
こちらは自分の連絡先の下に書きます。日付は、カバーレターを書いた日というより、メールを応募企業先に送付する日付がいいと思います。
・企業先の連絡先
自分の名前と連絡先、そしてカバーレターを提出する日付の下に、提出先の採用担当の名前と連絡先を書きます。
送り先の連絡先は下記順です。
氏名:Mr./Ms. □□□ ■■■(フルネーム)
相手の担当部署、担当名称:managerとかdirectorとか
会社名:◆◆◆◆◆
住所:日本と違い、番地から
担当者の名前が分からない場合は” Dear Hiring Manager” または “To Whom It May Concern”のような送り先を特定しない書き方もあります。しかし、可能であれば担当者の名前を書いた方がいいです。
こちらは、電話番号は書く必要はありません。
②志望動機
こちらはカバーレターの一番最初に、基本1パラグラフで1~2行で、簡潔に書きます。
宛先は、Dear Mr./Ms. ○○○○,と書きましょう。終わりに,(コンマ)を忘れずに。
③自己PR
こちらでは、1~2パラグラフで、自分のキャリアの一番の売り、自分のスキル・能力、応募企業にどう貢献できるかなど、ガンガン自己PRを書きます。
レジュメに書いた内容と違うことを書く方が絶対にいいです!
私はこのように書きました。
日本語訳はこちら↓
私は、日本の●●カレッジで児童教育の学位を取得し、バンクーバーでは▲▲カレッジと◆◆カレッジで幼児教育プログラムを学びました。卒業後は、子どもたちが幸せで健康な未来を築くために必要なスキルを身に付ける仕事を始めることにワクワクしました。私はカナダで4年の保育士経験があり、日本では8年の小学校教諭の経験があります。バスルームの休憩、昼食、昼食、おやつ、遊び時間、授業時間を含む毎日のスケジュールを作成する能力を持っています。子どもたちはルーティーンに慣れて、流れを学ぶことができるでしょう。私の能力には、子どもたちが幸福と進歩を促進するための社会的、学問的、創造的な能力を開発するのを助ける動機付けが含まれます。
私は子どもたちと一緒に働きたいという本当の願望を持っています。私は熱心で、特別な支援が必要な子どもたちを含め、すべての子どもたちと協力して最善のケアを受けられるようにする能力と忍耐力を持っています。何よりも、私には子どもたちが安全であると感じ、親が安心して子どもたちを預けることができる安全な環境を作る手助けができます。
④お礼と締めの言葉
読んでいただいたことへのお礼や、面接のお願いを1パラグラフにまとめます。
日本語訳はこちら↓
私の熱量や教育、経験がこのポジションの有望な候補者になると信じています。 私の資格証明書が必要な場合は、私に連絡してください。 ご用意させていただきます。 あなたの学校が必要とする申請資料を完成させ、都合の良い時に個人面接であなたと会う機会を楽しみにしています。 募集職種がある場合は、電話またはメールでご連絡ください。
よろしくお願いします。
カバーレターをメールで送るチェックポイント
カナダでは、メールでカバーレター、応募関連の書類を送る場合が多いです。メールでカバーレターやレジュメを送る際にちょっとした工夫で好印象を与えます。
①メールの件名はご自身の名前と応募する求人
採用担当者がメールを認識しやすくするために、『自分の名前』と『応募する求人』をメールの件名につけましょう。
例)件名:自分のフルネーム, ECE position
②PDFで送る
文字化けやファイル内の構成が崩れるトラブルを避けるためにカバーレターをPDFとして保存し提出しましょう。
③ファイル名はご自身の名前でつける
他の応募者と間違えられないように、ファイル名はご自身の名前にしておきましょう。例)tomoka_coverletter.pdf
メールの文章も考えよう
応募先には、メールでレジュメとカバーレターを送ることが多いのですが、メールに何も書かずに送るのはご法度。簡単に志望動機や自分の経験も書いて、レジュメとカバーレターを送りましょう。
私はこのように書きました。正解かわかりませんが、参考になると嬉しいです。
一つひとつ説明しますね。
- 最初:Dear Mr./Ms. 担当者の名前
- パラグラフ1:軽く志望動機
- パラグラフ2:一番最近の現場経験について
- パラグラフ3:レジュメを添付しましたという一文
- パラグラフ4:ご検討お願いいたします
- 締めの言葉と自分の連絡先
締めの言葉(Sincerely, sincerely yours, trulyなど)を書いた後に、自分の名前と連絡先(E-mailアドレスと電話番号)を書いて送りましょう。
まとめ
以上が、カバーレターの書き方とメールの書き方を説明しました。実際に、カバーレターやメールの文章は企業毎に変えないといけないので、なかなか大変です…。しかもPDFに変換して送らないといけないから…。
皆さんは、私のような失敗は無いようにしてくださいね(-_-;)。