元教師が語る!ここが変だよ日本の教育~ブラック校則編~


皆さんこんにちは。カナダで保育士奮闘中のTomoka(@TomokainCanada)です。

カナダに来てもうすぐ3年。こちらの子どもたちと関わる仕事を始めて、ボランティアを合わせると、もう2年経ちます。初めは英語に対するメンタルブロックがひどく、大丈夫かと思いましたが…、何とかなるもんですね(笑)。

 

プロフィールにも書いてある通り、私は元小学校教師なんです。8年もの間、日本の教育畑でがんばっていた私なのですが、教師時代に日本の教育に対する疑問というものはたくさんありました。

また、私は22歳くらいから休みの度に海外一人旅をしていたのもあり、日本と外国の労働に対する考え方の大きな違いにも衝撃を受けていました。日本の労働環境に関する疑問についてはまた別の記事にできたらと思います。

今回スポットを当てたいのは、日本の教育のここが変だよっていうことです。新しい時代も迎えますし、日本は時代に合わせて、どんどん変えていかなければいけないと思っています。

 

日本の教育ここが変だよ:ブラック校則

一見ブラックっぽいけど理由がある校則

最近スポットが充てられているブラック校則。校則には、禁止する意味があるものも確かにあります。それは、児童・生徒の安全を考慮しているものや成長に必要なものなどですね。

例えば、次のような校則です。

①マフラー着用の禁止

実際に過去にもマフラーによる事故があったのをご存知でしょうか。長いマフラーが流行った時に、バイクか自転車にマフラーが絡まって首が絞まって窒息死したというもの。以上のことから、マフラーを禁止しているわけです。

 

②小学校ではシャーペンは禁止、鉛筆を使うのが原則

何故と思われた方も多いのではないでしょうか?それは、鉛筆とシャーペンの特性の違いによるものが起因しています。小学校の成長過程において、筆圧を身に付けるというのが大きな理由です。この年齢の子どもたちは、シャーペンだと力強いしっかりとした字は書きにくいんですよね。現に私は小学校時代はシャーペンの芯をポキポキ折りまくっていました(笑)。

 

③卒業式の服装:袴の禁止

日本の伝統である着物や袴。卒業式には着せたいものですよね。しかし、これも禁止している学校も多いと思います。これが何故禁止なのか。伝統ある日本文化だからありでしょう?ってなると思います。何故禁止なのかをお伝えしますと、子どもたちが自分で袴の着脱ができないからです。卒業式の日にトイレに行きたくなったとして、自分で袴の着脱ができないでしょう。教師でも自分で袴の着脱ができるかどうか微妙な中で、そういう場面でしっかりと対応してあげられないという理由からです。

これがね、大正時代とか自分で着脱ができる時代の人間ならば、おそらく禁止にはならないでしょうね。

このようにきちんとした理由があって禁止しているものもあります。

 

では、次のような校則はどうでしょうか。

人権侵害?ブラック校則の中身

①頭髪について

裁判にも発展したのが、髪の色について。ある高校生の髪の地毛が茶色いということで、教師が「黒に染めなさい!」というもの。

おかしくないですか?

地毛が茶色いのが悪いの??

いやいやいや、染めるのがダメなんですよね??

 

校則で染髪を禁止している学校は多いと思います。けれど、染髪をしている児童・生徒はいるわけなので、指導が入ります。ここからは私の体験談ですが、そうやって染髪している児童・生徒のイライラの矛先は、地毛が茶色い児童・生徒にいくこともあります。

はい!それ、私でした。地毛が茶色いっていいやろー、わざわざ染めなくていいもんね~♪って内心思っていたんですけど(笑)。

 

しかし、教師の立場から「なぜ染髪を禁止するのか」を自分なりには解釈しています。

教育現場は指導する人間が圧倒的に足りていない中で、大人数の子どもたちをまとめないといけません。だから、一人でも自分勝手を許してしまうと、たちまち周りの子どもたちにも影響を及ぼし、数少ない中で踏ん張っている教師たちの統制がきかなくなる恐れがあることから、校則でガチガチに固めるのではないのかと思います。

髪の色だけでなく、髪の長さや髪ゴムの色まで決められていたりとか、学生時代の私は納得いかなかったですね。これが教師やっておりましたからね。教師の枠からもはみ出て当然なんですよね(笑)。

ちなみにカナダでの教育現場では、髪を染めたり、ネイルをしていたり、ピアスをしていたりする子どもがいるのですが、指導されません。指導されるどころか、「今日の髪の色イカす~!!」なんて先生に言われたりします。

 

②制服

何故、男子=ズボン、女子=スカートって決まってるんでしょうか。これに関しては日本だけではなく、世界でもたまに問題になることがある校則です。別に男子がスカート履いたって、女子がズボン履いたっていいんじゃないですかね。

ちなみにスコットランドの男性の正装はスカートですよ。

私のスコットランド人の友だち(男性)が実際にパーティーの場面で着てきていました。ちなみに写真の男性は私の友だちとは別の男性です。

スカートは好きなんですよ。私も女子ですからね。しかしですね、日本の学校の校舎は私立でない限り冬はめちゃくちゃ寒いんですよ!!暖房?ないですよ、そんなもの。未だにストーブ一台ですよ。そりゃあ、女子がスカートの中にジャージ着たがるわけですよ。

しかし、それで指導が入ることもありますよね。

Tomoka

Tomoka

いやいやいや、こっちは寒いんだってば!!

慢性冷え性になってもいいんかーいっっっ!!!

女性に冷え性が多いのは、長年寒い校舎の中で下半身素肌で過ごしていたからかもしれないと思ったりします。

 

それから大事なことは、LGBTQの子どもたちのこと。女性らしい服装が好きな男性、男性っぽい服装が好きな女性がいたって何も悪いことなんてありません。それを、男性らしさと女性らしさを性別で分ける時代は、もう終わりにしたっていいと思います。

あとよく話題に上がるのは、制服の中の肌着の色が決まっていること。白色や肌色じゃないといけないとかですよね。個人的に私は黒がいいと思いますけど。下着の色見えるとか気にしなくていいので。靴の色や靴下の色まで決まっているところもありますよね。それに関してはなぜかはよくわかりません。

 

カナダでの生活環境に慣れているので、見た目をきっちりと揃えるという日本の教育にはものすごく疑問に感じます。ちなみに私は、教師時代にそういう見た目の指導をした記憶があまりありません。たまたまそういう子がいなかっただけかも。

 

まとめ

ここ最近、twitterで話題になった話がありました。

それがこちらのニュース→“日本に戻らなければよかった”

カナダ人と日本人のハーフの女の子が、周りの日本人との違いが原因で苛められ、自殺したというものです。日本というのは、とにかく違いを受容できない民族だと思います。それも仕方がありません。長い歴史の中、単一民族でずっとやってきたのですから。みんなが同じ髪の色で、同じ目の色で、同じ肌の色で、校則でも同じ感じで足並み揃えてきたわけです。それが当たり前だったわけです。

けれど、それが苛めに発展することもあるわけです。もちろん、日本人全員がそうではありませんので、楽しく学校に通っている外国籍の子どもたちも日本にはいっぱいいると思います。

しかし、これからどんどん時代が進んでいく中で、子どもたちの多様性を認め称えていくことが今後の教育にとても重要になっていくと思います。

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